One man’s trash is someone’s treasure

13076799_10153600588893575_3513125473492622074_n

Vol.1 川手寛康(シェフ|Florilège)

世界料理学会 in Aritaより

レストランは近い将来、必要なくなってしまうのではないかと想像しています。悪い冗談でも現実離れしたことでもありません。いろいろな問題が起こり、食糧難が間違いなくやって来ます。日本国内ばかり見ていれば気がつきませんが、今現在も飢餓人口は増え続けているのです。確かに今は総食糧を仮に均等に分配できるならば、総人口を賄えているとも言われています。ただ今後はどうなのでしょうか?世界では今、急激に人口が増加しています。2100年には100億人を超える予想です。そして、温暖化や環境汚染、土壌有機物や魚種の枯渇…挙げればきりがありません。このままでは、これ以上、急激に食糧を増やすことは無理なのです。さらに1/3の量13億トンの食糧が廃棄されています。日本に限っては642万トン、世界1位のフードロス大国です。そんな日本の一人が僕でありあなたなのです。ここまで来ると、一見問題はあまりにも複雑に絡み合い手の打ち用が無い様に感じます。では、このまま諦めてしまうのでしょうか?本当に解決策はないのでしょうか?正直、答えは自分にもわかりません。でも、未来の子供たちのために美味しい幸せな食事と時間を残したい。その気持ちだけは諦めてはいけないと確信しています。 尊敬する友人の店、 L’Effervesenseでは、バクテリアで生ゴミを分解し肥料として利用できるシステムを導入し、また、ファーマーズマーケットなどと連携し、いろいろな活動に取り組んでいます。Florilègeでも、くず野菜や焼き終えた端材肉から料理を作ったり、フードロスの考え方についてメッセージなどを配っています。例えば家庭ならば、冷蔵庫に眠っている食材を料理にいかす。大したことでは無いかもしれません。でも、大きい小さい、何が先で何があとなのか、正しいのか。間違っているのか、そんな事が今は重要ではないようにおもっています。皆がこの現状に興味を持ち、そして知り、自分なりに何かひとつでも行動に移す。そんな一歩を踏み出す事が重要なのだとおもいます。このような思いで先日有田の料理学会で発表させていただきました。明るい幸せに満ちた未来を残すために、なにかひとつでも役に立てればとおもっています。 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中